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絵画
新版画の旗手・川瀬巴水の作品は、北斎・広重と並び海外で大人気
川瀬巴水(かわせはすい)は、新版画の代表作家のひとりです。40年にわたり日本全国を旅し、木版画の風景画を600点以上制作しました。日本の原風景を叙情豊かに、木版画とは思えないほどリアルで色鮮やかに表現し、「旅情詩人」「旅の版画家」「昭和の広重」などと称されています。 アメリカの鑑定家ロバート・ミューラーの紹介により欧米でも大変人気が高く、葛飾北斎・歌川広重...
2021年02月24日
絵画も残した文豪・武者小路実篤。作品は小説同様、人間讃歌に溢れる
文豪・武者小路実篤(むしゃのこうじさねあつ)。「白樺派」の小説家として、あるいは理想郷の実現を目指した「新しい村」の建設として有名ですが、美術にも強い関心を持っていました。ロダン、ルノワール、ゴッホ、セザンヌなど、当時の西洋美術を日本に紹介し、美術に関する著作も多数あります。 さらに40歳を超えて実篤は自ら絵筆を取り、数々の絵画を発表していきます。画家...
2021年02月24日
ポップで明るい抽象的絵画だけじゃない、知られざる熊谷守一の世界
日本の抽象的絵画の巨匠ともいわれる熊谷守一。その明るい色調と単純化されたモチーフは、非常にポップで親しみやすい印象を与えます。 しかし、こういった作風は、彼の長い作家人生の中でも70代になってから確立されたもの。熊谷守一の絵画の世界は非常に奥深く、その人生の山谷に沿ってさまざまな表情を見せます。この記事では、そんな熊谷守一の生い立ちをはじめ、作品の特徴...
日本近代洋画の父・黒田清輝。洋画界にもたらした功績とその魅力
日本近代洋画の父として知られる黒田清輝(くろだせいき)。フランスへの留学で学んだ技法から「外光派」という新たなスタイルを確立し、「湖畔」や「智・感・情」といった後に重要文化財に指定される作品を残しています。 そんな黒田清輝は、多くの優れた後進画家の育成にも貢献。美術教育者・美術行政官としても活躍しました。この記事では、そんな黒田清輝の生い立ちをはじめ、...
2021年01月29日