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陶器
有田焼を代表する作家・井上萬二。人間国宝として白磁の造形美を追い求める
電話で査定・相談する10:00〜18:30 土日祝日も営業メールで査定・相談する 井上萬二(いのうえ・まんじ)は有田焼を代表する陶芸家です。有田焼の中でも純白の地肌を見せる白磁を制作し、柔らかで滑らかな造形だけで端正さ・温かさ・凛とした風格を表現しています。その作品には卓越したろくろ技術と、こだわり抜いた美意識が現れています。 自らの制作の傍ら、日本...
琉球陶器の頂点、金城次郎。沖縄の伝統技術を芸術にまで高める
電話で査定・相談する10:00〜18:30 土日祝日も営業メールで査定・相談する 金城次郎(きんじょう・じろう)は沖縄を代表する陶芸家です。沖縄県那覇市壺屋に生まれ、幼い頃から「やちむん」と呼ばれる琉球陶器・壺屋焼に親しんできました。 素朴で親しみやすい器に魚や海老などをユーモラスなタッチで描く作品が特徴で、生涯一貫して琉球陶器のみを作り続けました。...
2022年05月31日
陶芸家・荒川豊蔵。志野の再現に人生を捧げ独自の「荒川志野」を確立
電話で査定・相談する10:00〜18:30 土日祝日も営業メールで査定・相談する 荒川豊蔵(あらかわ・とよぞう)は明治に生まれ、昭和期に活躍した陶芸家です。若い頃は苦労を重ねていましたが、とある発見により陶磁器の歴史を塗り替えて人生が一変した人物でもあります。 その発見とは古い志野の陶片を見つけたこと。それまで志野は瀬戸で作られたと考えられていました...
陶器を長持ちさせる手入れ方法。欠け・サビはどうすればいい?
電話で査定・相談する10:00〜18:30 土日祝日も営業メールで査定・相談する 陶器は食卓に欠かせない器として古くから使われてきました。温かみが感じられる風合いから、食卓を豊かにさせる陶器。ただ洗うときや保管するときなど、扱いが大変そうで購入をためらいがちな方もいらっしゃるかもしれません。確かに長く使うためには日々のお手入れが必要ですが、やり方はとても簡...
2021年11月30日
「用の美」を愛した陶芸家・濱田庄司の生い立ちと作品
電話で査定・相談する10:00〜18:30 土日祝日も営業メールで査定・相談する 濱田庄司(はまだ・しょうじ)は昭和に活躍した陶芸家です。東京に育ち、京都や英国、沖縄などさまざまな土地で学んだのち、益子を拠点に制作を続けました。職人が作った生活用品の中に美しさを見出す「民藝運動」を通して、日本のみならず中国や朝鮮半島の民芸品を調査していました。作品や活動が...
近代陶芸の先駆者・板谷波山。独自の「葆光彩磁」で陶芸を芸術の域に
電話で査定・相談する10:00〜18:30 土日祝日も営業メールで査定・相談する 板谷波山(いたや・はざん)は、明治から昭和にかけて活躍した陶芸家です。陶芸家として初の文化勲章を受章し、名実ともに日本を代表する陶芸家として知られています。葆光釉(ほこうゆう)という独自の釉薬(うわぐすり)を開発し、内側から発光するような幻想的な色合いの端正で格調高い作品の数...
2021年10月29日
「幻の陶磁器」と呼ばれるセーブル磁器。フランスの誇り高き最高級品
電話で査定・相談する10:00〜18:30 土日祝日も営業メールで査定・相談する セーブル磁器はフランスを代表する陶磁器です。1738年にフランス・ヴァンセンヌに設立した窯が前身で、後にルイ15世の庇護を受け王立セーブル製陶所となりました。以来、国窯としてフランス独自の意匠を確立し、時代を反映した完成度の高い芸術作品を作り続けています。 少量生産であり、...
2021年10月29日
陶芸家「川喜田半泥子」。その作風と代表作をご紹介
明治から昭和にかけて活躍した陶芸家、川喜田半泥子(かわきた はんでいし)。個性的な風合いの茶碗で知られ、「東の魯山人、西の半泥子」と評されることもあります。しかし彼自身は芸術活動を「趣味」と位置付けていたため、生涯で一度も作品を売ることはしなかったとのこと。 今回は、そんな少し変わった経歴を持つ川喜田半泥子の生い立ちや作品の特長・評価・代表的な作品について...
2021年08月31日
江戸時代の陶工・日本画家、尾形乾山。琳派の意匠を焼物で表現
尾形乾山(おがた・けんざん)は江戸時代を代表する陶工・日本画家です。兄は琳派の代表絵師・尾形光琳で、乾山も琳派の一人と数えられています。 乾山の制作した焼物は水墨画のような「わび・さび」を感じる銹(さび)絵から、琳派の意匠を使い大胆な絵付けを施した作品など多岐に渡ります。 自由な発想と高い文化的素養でその後の京焼に大きな影響を与えた尾形乾山。この記事...