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出張買取

ベルリン王立磁器製陶所~由緒正しきドイツ王室御用達窯~

今回は、兵庫県の出張買取でご売却いただきました 「ベルリン王立磁器製陶所(KPMベルリン) 」 をご紹介いたします。 ・ヨーロッパと磁器 白く上品な輝きと質感、緻密な美しさ――――。 磁器は16世紀、中国からヨーロッパへと伝わりました。磁器を知らなかったヨーロッパの人々は、貴族達をはじめとして、その新しい美しさに心惹かれ、ヨーロッパ...

高村光太郎~探求し続けた道程~

今回は、神奈川県の出張買取でご売却いただきました 「高村光太郎」 をご紹介いたします。 「僕の前に道はない 僕の後ろに道は出来る」 皆さんはこのフレーズを一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。 その作者こそ、高村光太郎その人です。 高村光太郎は詩人で彫刻家と多彩な才能を持ち、多方面で活躍しました。 そんな彼の道程を紐解いてみたいと思...

着物・きもの・KIMONO

今回は、大阪府の出張買取にてご売却いただきました 「アンティーク着物」 をご紹介いたします。 物凄く寒さが厳しくなっている今日ですが、皆さん如何お過ごしでしょうか? こんな日はお鍋を食べて温まったり、コタツでヌクヌクしながらお笑い番組でも見ながらゆっくりしたいですよね…。 あ、これ私の年末年始の過ごし方でしたね。笑 私たち鑑定士は日々...

薩摩切子を買取いたしました

今回は、群馬県の出張買取でご売却いただきました 「薩摩切子」 をご紹介いたします。 ■薩摩切子の歴史 30年程前、薩摩切子の復元がはじまりました。 一度途絶えてしまった薩摩切子の歴史を復活させた人たちの努力は図りしれないでしょう。 切子は二大拠点、江戸と薩摩で栄えたガラス製品で日本の伝統芸術の中でも生活になじむ日用品として今も...

ミュシャのリトグラフを買取いたしました

今回は、東京都の出張買取でご売却いただきました 「アルフォンス・マリア・ミュシャ」 をご紹介いたします。 毎年のように日本で展示会が開催されるチェコ人作家といえば、そうアルフォンス・マリア・ミュシャです。 毎回展示会は大盛況、彼の絵がお好きな方も多いのではないでしょうか。 チェコ人作家でありながら、チェコ語読みの「ムハ」ではなく、フランス語...

音丸耕堂の彫漆

今回は、兵庫県の出張買取でご売却いただきました 「音丸耕堂」 をご紹介いたします。昭和30年、50歳で重要無形文化財「彫漆(ちょうしつ)」保持者となった音丸耕堂。 製作に対する姿勢はとても真摯なものでした。 今回は、音丸耕堂についてお話しようと思います。 漆芸作家の音丸耕堂は、明治31年に香川県高松市に生まれました。 尋常小学校を卒業後、...

陶芸を芸術に高めた板谷波山

今回は、東京都の出張買取にてご売却いただきました 「板谷波山」 をご紹介いたします。 日本における「焼きもの」の歴史は古く、日本最古の土器は1万6千5百年前のものと言われており世界的に見ても最も古い部類です。 日本人の日々の暮らしと結びついて発展してきた焼きものは時代とともに装飾性・意匠性が高まっていきますが、長い間芸術品としての評価は受けられず...

中川一政の絵画を買取いたしました

今回は、大阪府の出張買取にてご売却いただきました 「中川一政」 をご紹介いたします。中川一政という作家をご存知でしょうか? 花の題材を得意とする洋画家であり、陶芸、和歌、書など広い分野で作品を残した作家です。 ◆人物 1893年に東京都で生まれます。 21歳で初めて筆をとり、学校にも通わず師につかず全くの独往だったそうです。 一政の家は...

風の画家・中島潔

今回は、福岡県の出張買取でご売却いただきました 「中島潔」 をご紹介いたします。 ようやく冬らしい寒さになって参りましたが皆様いかがお過ごしでしょうか。 12月に入り博多駅前も本格的に冬景色に様変わりいたしました。 駅ビルもクリスマスソングばかり流して、年末ムードも高まってきています。 博多駅の周りは煌びやかですが、一歩街に出るとやはりそこはオフィス街。...

加賀藩御用釜師・宮﨑寒雉

今回は、神奈川県の出張買取でご売却いただきました 「宮﨑寒雉」 をご紹介いたします。 茶道を嗜んでいる方であれば、宮﨑寒雉という名にピンとくるかと思います。 350年以上に渡り、茶人に愛される釜を作り続けている宮﨑寒雉。 形・色共にすっきりとした風合いを伝承し続ける宮﨑寒雉の茶道具をお持ちの方も多いのではないでしょうか。 本日は裏千家の釜師として家伝の技を...